ビリヤードがデートに向いている理由
ビリヤードは、2人が交互に撞く遊びです。相手が撞いている間は自分の番を待ちながら台の配置を一緒に眺めることになるので、「今のはすごかった」「どこを狙う?」と、自然に会話が生まれます。
また、初めてでも玉がポケットに落ちれば素直にうれしく、外れても笑い合えるのがよいところです。うまさよりも、2人で同じ台を囲んで試行錯誤する時間そのものが楽しめます。
行く前に決めておきたいこと
時間は1時間くらいから
初めてなら、まずは1時間くらいを目安にするのがおすすめです。慣れない前かがみの姿勢が続くと腰や腕が疲れてきます。物足りなければ延長すればよく、食事や散歩の前後に組み込みやすい長さです。料金の仕組みは店によって違うので、「ビリヤードの料金の仕組み」も参考にしてください。
服装をひとこと伝えておく
ビリヤードは台に身を乗り出して撞くことがあります。丈の短いスカートや、かかとの高い靴だと撞きにくいので、誘うときに「少しかがむから動きやすい服で」とひとこと伝えておくと親切です。くわしくは「服装と持ち物」をご覧ください。
混む時間帯は確認を
週末の夜などは台が埋まっていることがあります。待つことになると予定が崩れるので、予約できるか、混み具合はどうかを事前に確かめておくと安心です。
2人で盛り上がる遊び方
協力して全部落とす
最初の数ゲームは、対戦ではなく協力プレーがおすすめです。台に的玉を何個か(たとえば5〜9個)ばらまき、2人で1回ずつ交互に撞いて、全部落とすまでに何回撞いたかを数えます。
- どの玉を狙ってもよい
- 手玉がポケットに落ちたら、手玉を手で取り出して好きな位置に置き直す
- 1回目より2回目、2回目より3回目と、回数を減らすことを目標にする
勝ち負けが無いので、うまく撞けない方も気負わずに楽しめます。「次はこの玉を狙ってみて」と相談しながら撞けるのも協力プレーならではです。
慣れてきたら対戦
慣れてきたら、落とした数で競う遊び方やナインボールで対戦してみましょう。簡単なルールでの遊び方は「友達と楽しむビリヤード」で紹介しています。
対戦では、負けたほうが玉を片付ける、次のゲームの順番を選べるのは勝ったほう、といったちょっとした決まりを作ると盛り上がります。ただし、お金や物を賭けることは法律で禁止されているので、冗談でもやめておきましょう。
片方だけ経験者のときの心得
片方がビリヤードに慣れている場合は、教え方に少し気をつけるだけで、相手の楽しさが大きく変わります。
- 最初に伝えるのは1つか2つ: 「ゆっくり撞く」「手玉の真ん中を撞く」くらいで十分です。一度にたくさん言われても覚えきれません
- 言葉か見本で伝える: 構えを直したいときは、体に触れるより、自分がやって見せるほうが伝わりやすく、相手も気が楽です
- 聞かれたら答える: 撞くたびにアドバイスをすると、相手は見張られているように感じます。相手が「どうすればいい?」と聞いてきたときが教えどきです
- 自分ばかり撞かない: 経験者が上手に何個も続けて落とすと、相手は見ているだけになります。1回撞いたら交代する、などの工夫をしましょう
対戦するなら、相手が勝ちになる玉を増やすなどのハンデを付けると、本気で勝負できます。ハンデの付け方は「ハンデのつけ方」でくわしく紹介しています。実力差がある相手との遊び方は「初心者同士・上級者と遊ぶときの心得」も参考にしてください。
ポイント
経験者がかっこいいところを見せるより、相手が「入った」と喜べる回数を増やすほうが、2人とも楽しい時間になります。入れやすい位置に玉がある場面は、相手に譲るくらいの気持ちで遊びましょう。
気持ちよく過ごすための気づかい
- キューの扱いに気をつける: 2人で話しながら台の周りを歩いていると、後ろにいる人にキューが当たりやすくなります。撞く前に後ろを確かめましょう
- はしゃぎすぎない: 周りの台では集中している人もいます。盛り上がっても、大きな声は控えめにしましょう
- 疲れていないか気にかける: 慣れない姿勢で腰や手が疲れることがあります。飲み物を飲みながら休憩をはさむと、最後まで楽しめます
上手に撞けたかどうかより、「また行きたいね」と思える時間になることが大切です。2回目、3回目と通ううちに、2人とも少しずつ上達していくのも楽しみのひとつです。