手ぶらで行って大丈夫

ビリヤードを遊ぶのに必要な道具は、キュー・玉・チョーク(キューの先に付ける滑り止め)です。多くのビリヤード場では、これらはすべてお店で用意されているので、初めてなら手ぶらで行けます。

自分専用のキュー(マイキュー)を持っている人もいますが、最初はお店のキュー(ハウスキュー)で十分です。何度か遊んでみて、もっと上手になりたいと思ってから考えれば大丈夫です。

服装は「動きやすさ」で選ぶ

ビリヤードは、台に向かって前かがみになり、腕を前後に振って玉を撞くスポーツです。特別な決まりはありませんが、次のような服だと快適に遊べます。

ふだん街を歩くような服装で問題ありません。仕事帰りのスーツやオフィスカジュアルで遊ぶ人もいます。その場合は、上着を脱いで袖をまくれるようにしておくと撞きやすくなります。

避けたほうがよい服装

次のような服装は、遊びにくかったり、思わぬトラブルの原因になったりします。

袖や裾が広い・ひらひらした服

袖口の広い服、長いストール、裾の長いカーディガンなどは、構えたときに台の上の玉に触れてしまうことがあります。ルール上、撞く人の服や体が玉に触れるとファウル(反則)になります。友達どうしで遊ぶときも、せっかく並べた玉が動いてしまうと困るので気をつけましょう。

丈の短いスカート

ビリヤードでは深く前かがみになったり、台に体を寄せたりする場面がよくあります。丈の短いスカートは動きにくく、周りの目も気になりやすいので、パンツスタイルのほうが安心です。

かかとの高い靴

ヒールの高い靴は、構えたときに体がぐらつきやすく、まっすぐ撞くのが難しくなります。また、遠くの玉を撞くときにつま先立ちになりやすく、バランスを崩す原因にもなります。

じゃらじゃらしたアクセサリー

ブレスレットや長いネックレス、大きな指輪などは、台やキューに当たって傷を付けたり、撞くときの邪魔になったりします。気になるものは外してバッグにしまっておきましょう。

注意

大会やリーグ戦など、服装の決まりがある場面もあります。参加するときは、それぞれの案内を確認してください。ふだん遊ぶぶんには、服装の決まりがある店はほとんどありません。

あると便利な持ち物

手ぶらでも遊べますが、次のものがあると快適です。

持ち物 あると便利な理由
ハンカチ・小さなタオル 手汗をふくと、キューの滑りがよくなる
ヘアゴム・ヘアピン 長い髪が顔にかかったり、台の玉に触れたりするのを防ぐ
飲み物 長く遊ぶとのどが渇く(持ち込みのルールは店によって違う)
支払い手段 使える支払い方法は店によって違うので、事前に確認しておく
会員証 会員制の店では、受付で必要になることがある

眼鏡の人は、構えたときに視線が上向きになるため、フレームが視界に入って見えにくく感じることがあります。気になる場合は、コンタクトレンズで行くのもひとつの方法です。

ポイント

飲み物は、台の上やレール(台の縁)には置かず、テーブルや決められた場所に置きましょう。こぼすとクロス(台の布)にしみが残ってしまいます。

グローブは慣れてからでよい

ビリヤード用のグローブは、キューを支える手(ブリッジを作る手)にはめる手袋で、親指・人差し指・中指を覆い、薬指と小指を出す形が一般的です。手の汗でキューが引っかかるのを防ぎ、キューを滑らかに動かせるようにします。

上級者にもよく使われていますが、初めのうちは無くても問題ありません。お店で貸し出しや販売をしていることもあるので、気になったら試してみましょう。ブリッジの作り方は「ブリッジ(手の形)の作り方」で紹介しています。

まとめ

ビリヤード場には、特別な準備をしなくても気軽に行けます。動きやすい服を選び、袖や裾、アクセサリーが台に触れないように気をつけるだけで十分です。当日の流れは「ビリヤード場に初めて行くときの流れ」で紹介しています。