人数で変わる3つのこと
ビリヤードは、1台の台をみんなで交代しながら使う遊びです。そのため、何人で1台を使うかによって、次の3つが大きく変わります。
- 1人あたりの撞ける回数: 人数が増えるほど、自分の番が回ってくる回数は減ります
- 待ち時間: 自分の番以外は、ほかの人のプレーを見て待つ時間になります
- 台のまわりの広さ: キューは長い道具なので、台のまわりに人が多いと、撞く人の邪魔になりやすくなります
どの人数が正解ということはありませんが、目的に合わせて人数を考えると、より楽しく過ごせます。人数ごとに向いているゲームは「友達と楽しむビリヤード」で紹介しているので、ここでは人数ごとの過ごし方の違いを中心に説明します。
1人:とにかくたくさん撞ける
1人なら、台を使っている時間のすべてが自分の番です。同じ配置を何度も撞き直せるので、上達したい人にはいちばん効率のよい人数です。
その一方で、ゲームで競う楽しさや、うまく入ったときに一緒に喜ぶ相手はいません。1人での過ごし方は「1人でもビリヤードは楽しめる?」で紹介しています。
2人:撞く回数と楽しさのバランスがよい
初心者が遊ぶなら、1台に2人がいちばんバランスのよい人数です。交互に撞くので待ち時間が短く、相手が撞いている間に次の自分の1打を考える、ちょうどよい間ができます。
ナインボールやエイトボールなど、多くのゲームはもともと2人で対戦する形で作られています。ルールどおりに遊びやすく、1ゲームも短めです。2人で実力差があるときは、ハンデを付けると接戦を楽しめます(「ハンデのつけ方」参照)。
3〜4人:にぎやかに楽しめる
3人や4人になると、自分の番を待つ時間が長くなります。そのぶん、ほかの人のプレーを見ながら応援したり、「今の惜しい!」と声をかけ合ったりする時間が増え、にぎやかに楽しめます。
4人なら2人ずつのチームに分かれて対戦するのもおすすめです。チームの中で交互に撞くと、全員の出番がそろいます。初心者が1人で全部を任されることがないので、気楽に参加できるのもよいところです。
ポイント
待っている間は、撞く人の正面や視界に入る位置に立たないようにしましょう。少し離れて座って待つと、撞く人も集中しやすくなります。くわしくは「相手が撞いているときのマナー」をご覧ください。
5人以上:台を分けるのがおすすめ
5人以上で1台を使うと、自分の番が回ってくるまでの時間がかなり長くなります。台のまわりに人が多いと、撞く人のキューが待っている人に当たりそうになるなど、落ち着いて撞けません。
5人以上なら、台を2台以上に分けるのがおすすめです。たとえば6人なら3人ずつ、8人なら4人ずつに分かれます。途中でメンバーを入れ替えたり、それぞれの台の勝った人どうしで最後に対戦したりすると、大人数ならではの盛り上がりが生まれます。
台を分けるときは、隣り合った台を借りられると行き来しやすくなります。大人数で行くと決まっているなら、事前に予約できるかお店に確認しておくと安心です。
1台を使える人数と料金の考え方
1台を何人まで使えるかは、店によって決まりが違います。「1台は◯名まで」と上限を決めている店もあれば、特に決めていない店もあります。人数が多いときは、受付で何台に分けるのがよいか相談してみましょう。
料金も、人数によって考え方が変わります。
| 料金の決め方 | 人数が増えたとき | 台を分けたとき |
|---|---|---|
| 1台あたり | 割り勘なら1人あたりは安くなる | 台の数だけ料金がかかる |
| 1名あたり | 人数分の料金がかかる | 1人あたりの料金は変わらないことが多い |
台ごとの料金の店では、台を分けると合計の料金は増えますが、1台に詰め込むよりずっと多く撞けます。料金の仕組みは「ビリヤードの料金の仕組み」で紹介しています。
注意
大人数で遊ぶときは、キューを持ったまま歩き回ったり、後ろを確かめずにキューを引いたりしないよう注意しましょう。隣の台の人や一緒に来た人に当たることがあります。
目的別の人数の目安
| 目的 | ちょうどよい人数 |
|---|---|
| 上達したい・練習したい | 1人、または1台に2人 |
| ゲームをしっかり楽しみたい | 1台に2人 |
| わいわい盛り上がりたい | 1台に3〜4人 |
| 大人数で集まりたい | 3〜4人ずつに分けて複数の台を使う |
迷ったら、「1台あたり2〜4人」を目安にすると、撞く回数とにぎやかさのどちらも楽しめます。