1人で来ている人は珍しくない

ビリヤードは、友達や仲間と遊ぶものというイメージがあるかもしれません。でも実際には、1人で台を借りて黙々と撞いている人はよく見かけます。仕事帰りに少しだけ撞いていく人や、上手になりたくて練習に通う人など、目的もさまざまです。

ボウリングやカラオケと同じように、ビリヤードも1人で楽しむ人が多い遊びです。1人だからといって、周りから変に見られることはまずありません。周りの人も自分のプレーに集中しているので、あまり気にせず過ごせます。

1人ならではのよさ

自分のペースで撞ける

友達と遊ぶと、相手の番を待つ時間があり、自分が撞ける回数は限られます。1人なら台を使っている時間のすべてが自分の番です。疲れたら休み、気が向いたらまた撞く、という気ままな遊び方ができます。

同じ配置を何度でも試せる

ゲームでは毎回玉の配置が変わるので、うまくいかなかった1打をもう一度試すことはできません。1人なら、入らなかった玉を同じ位置に戻して、入るまで撞き直せます。「どこを狙えば入るのか」「どれくらいの力で撞けば手玉が止まるのか」を、自分で確かめながら覚えられるのが1人の強みです。

人目を気にせず失敗できる

初心者のうちは、空振りしたり、手玉があらぬ方向へ転がったりするのが当たり前です。友達の前だと恥ずかしくても、1人なら気になりません。上手な友達と遊ぶ前に、1人で何度か撞いて慣れておくという使い方もあります。

1人でできる遊び方

1人で何をすればいいか分からない、という方は、次のような遊び方から選んでみてください。

遊び方 内容 くわしくは
基本の練習 手玉をまっすぐ撞く、穴前の玉を入れるなど 1人でできる基本練習メニュー
ボウラード ボウリングと同じ点数の数え方で、10フレームの合計点を出す1人用のゲーム ボウラード(1人用)のルール
玉をばらまいて落とす 何個かの玉を台に転がし、順番を決めて全部落とすまで撞く 1人ビリヤードの楽しみ方

ボウラードのようにスコアが残る遊び方は、前回の自分と比べられるので、1人でも目標を持って続けやすくなります。最初は練習を少し、残りは好きなように玉を撞いて遊ぶ、くらいの気軽な組み合わせでかまいません。

ポイント

1人で撞いていると、つい強く撞きたくなります。最初は「ゆっくり、まっすぐ」を合言葉に。力まないほうが玉はよく入ります。

1人で行く前に確かめておきたいこと

料金の決め方

料金が「1台あたり」で決まっている店では、1人だと割り勘ができないぶん、1人あたりの負担が大きくなります。「1名あたり」の店なら、1人でも複数人でも1人あたりの料金は同じです。料金の仕組みは「ビリヤードの料金の仕組み」で紹介しています。

混み具合と時間帯

週末の夜などの混み合う時間帯は、台が空いていないことがあります。1人でゆっくり撞きたいなら、平日の昼間など比較的すいている時間帯を選ぶと落ち着いて過ごせます。遅い時間まで開いている店もあり、仕事のあとに1人で撞きに行く人もいます。営業時間は店によって違います。

受付で伝えること

初めて行く店では、受付で「1人です」「初めてです」と伝えれば大丈夫です。キューや玉は借りられるので、手ぶらで行けます。来店から精算までの流れは「ビリヤード場に初めて行くときの流れ」をご覧ください。

注意

18歳未満の方は、深夜の時間帯に入店できないことが一般的です。対象になる時間は都道府県の条例やお店のきまりによって違うので、1人で行く前に確かめておきましょう。

よくある質問

1人で台を借りても嫌がられませんか?

多くのビリヤード場では、1人でも普通に台を借りられます。ただ、混雑時の利用時間の制限など、店ごとのきまりがある場合もあるので、気になるときは受付で聞いてみましょう。

1人で行くと、知らない人に話しかけられますか?

話しかけられることはあまりありません。常連の人が多い店では、声をかけられて一緒に撞くことになる場合もありますが、断ってもかまいません。自分のペースで楽しみましょう。